20歳 男性
身長180cm 体重90kgのガッチリしたスポーツマンタイプ。
高校時代にはサッカーをハードにしていたらしい。
喘息で病院に長く通院。抗アレルギー剤、気管支拡張剤を服用中。
症状は、とにかく昼夜にかかわらず眠い。喘息の発作が出だすと気管支拡張剤(スプレー剤)を使わないと止まらない。心臓がたまに締め付けられるような痛みを持つ。
一緒に仕事をしている先輩から「いつも眠そうにしていて気合が足りない。夜更かしのし過ぎなんじゃないのか」と注意されていたが、その眠気が喘息に由来することだと伝えたところ、その先輩から当店を紹介されて来店。
喘息の患者さんによくありがちな気管支拡張剤による心臓負担が見られる。そこには候補として多くの牛黄製剤が考えられるが、今回は回○○を選択。
次に、心臓に負担をかけていることにより起こる脾虚が見られ、人参製剤をお出しする。
喘息には柴○湯を選択し、3剤をお出しする。
15日後、喘息の発作が少なくなったことを自覚。しかし、急にやめると怖いので病院のお薬は続ける。
30日後、先輩からだいぶ眠そうじゃなくなったと(笑)
40日後、心臓の痛みもここ15日くらい無い。
その都度量を少なくしながら服用を継続。以下5ヶ月で廃薬となる。