腸内細菌が運動能力を高める!

2019/11/19 ブログ
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私たちの腸内には、多種多様で膨大な細菌がすんでいることが知られています。腸内細菌は、健康状態や病気の発生にも深くかかわっていることがわかってきて、研究が盛んに行われている分野です。今までにも免疫力や精神状態、肥満などとの関連が研究されてきましたが、最近では運動能力と「腸内細菌叢(フローラ)」の研究が始まり興味深い結果がでています。

 

優れたスポーツ選手には、特殊な腸内細菌がいることがわかってきました。ボストンマラソンに参加した選手の走る前と後で、便を採取し腸内の「細菌叢(フローラ)」を詳しく調べたところ、運動後には、乳酸の代謝に関わる細菌が増えていました。この細菌をマウスの腸に移植したところ、運動機能の向上が確認できました。ただこの仕組みはまだ解明されていませんが、「運動によって細菌叢が変わること」が、研究者では定説になりつつあります。

 

また、こんな研究もあります。長距離選手、ラグビー選手、サッカー選手では、腸内細菌の種類が異なっていることも分かってきました。人ひとりの腸内細菌は、数百種類ありますが、そのうち数十種類の菌で、競技ごとに種類や量が異なっていました。運動することで、腸内細菌が変化し、その腸内細菌が作り出すさまざまな物質が、カラダの免疫システムや代謝などに影響していることがわかってきました。

 

人の腸内細菌は、500〜1000種類、その数は100兆〜1000兆個にもなるといわれてます。腸内細菌の種類や数は、乳幼児に大きく決まるといわれてきましたが、食事の種類や運動でも大きく変化することがわかってきました。現役の長距離選手のインタビューでは、便通の良し悪しと体調が関連すると答えた人は、約7割にも上り、腸内細菌叢や腸内環境は、重要な健康の要因であることがわかってきています。

 

発酵食品と腸内細菌!

日本人は、世界的に見ても発酵食品を多く食べる民族といわれています。実に食べ物の5割以上が発酵食品ともいわれています。この発酵食品が日本人の腸内環境を整えている一因といわれています。

日本食には、日本酒、しょうゆ、味噌、干物、納豆、つけものなど日本古来の発酵食品がたくさんあります。この発酵食品は、微生物によって食物を分解し、人に有用な栄養素が含まれる食品です。いろいろな発酵食品を摂ることで、腸内細菌叢を整える働きがあるといわれています。

この発酵食品を毎日の食事で補うことは難しいことがあります。そんな時に便利なのが「植物発酵エキス」です。植物発酵エキスには、たくさんの種類の野菜・果物を発酵させたエキスで、手軽に摂ることができる食品ですので、食事が不規則、好き嫌いが多い、便通が気になる、体調がよくないなどがあれば、一度お試しください。