身体からのお便り〜便のはなし〜

2019/10/30 ブログ
ロゴ

☆理想的な腸内細菌のバランスは、

          善玉菌20%

          悪玉菌10%

          日和見菌70%   といわれています。

 

◎善玉菌のエサってなあに?

乳酸菌・ビフィズス菌などの善玉菌は、糖類をエサにしてエネルギーにしています。しかしながら、食事として摂った炭水化物やお砂糖などは、大腸の手前の小腸で体内に吸収されてしまうので、大腸までほとんど届きません。ところが、オリゴ糖は小腸で吸収されずに大腸まで届くので、乳酸菌が利用できるのです。

 

◎悪玉菌のエサは善玉菌と違う?

一方の悪玉菌は、主にタンパク質や脂肪分をエサとしています。消化しきれなかったタンパク質や脂肪分の他、古くなって剥がれ落ちた大腸の粘膜がエサになります。腸の細胞は入れ替わりが早く、2〜5日ほどで入れ替わるといわれています。つまり悪玉菌の栄養素は豊富にあり、善玉菌の栄養素は不足しがちな環境なのです。

 

◎うんちって何からできているの?ほとんど食物繊維ではない⁉︎

うんち(便)の水分は70〜80%程度。残りは食べた食物のうち、消化しきれなかった食物繊維などの食べカス⁇と思われがち・・・。実は、水分以外の残りは「腸内細菌」「剥がれた腸粘膜」「食べカス」がそれぞれ1/3ずつなのです。快適な便通のためには、食物繊維だけではなく、発酵食品などからさまざまな菌体成分を摂ることが重要です。必ずしも生きた菌である必要はなく、加熱して死んだ死菌の状態でも善玉菌を増加させ、悪玉菌を減少させる効果が確認されています。また、マウスでは加熱殺菌した乳酸菌入りのエサを食べさせたところ、寿命が8%も増加したという研究もあります。