糖尿病になると、動脈硬化が進む。

2019/05/15 ブログ
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ー①糖尿病の方は、合併症がQOLを低下させる!

糖尿病は、合併症や併発しやすい疾患が知られています。糖尿病は、代謝障害ですので、炎症も起こりやすく、病気のデパートになりやすい病気です。特に日本人に多い生活習慣病や死因の原因疾患「がん」「脳梗塞」「心筋梗塞」のリスクが高まることが知られています。また、「認知症」「骨粗鬆症」「腎透析」など、QOLの低下する疾患が大きな問題になっています。

 

特に、動脈硬化からしのびよってくる合併症を予防することがとても重要です。糖尿病になると、血糖値、HbA1cのコントロールに一生懸命になります。反面、糖尿病は、一般的には完治が難しく、長いお付き合いをする疾患になります。だからこそ、血糖値のコントロールだけでなく、正常な方に比べて、早く進む血管の老化である動脈硬化の予防が必要です。

早ければ、糖尿病になって5年程度で、合併症が発症します。最初は細い血管の動脈硬化による「糖尿病性網膜症」による失明、「糖尿性腎症」による人工透析などがあげられます。

やがて、「脳梗塞」や「心筋梗塞」などの太い血管が詰まりやすくなっていきます。正常な方に比べ、認知症の発症は、約2〜4倍高くなっています。

 

糖尿病は、60歳代、70歳代でピークになる。

糖尿病は、60歳代で急激に増加します。男女ともに約70%が60歳以上になります。合併症は5年程度から見られるようになります。高齢者は、血管の老化が進んでおり、糖尿病では、この動脈硬化の進展に拍車がかかります。そのために、血管を守ることがとても重要になります。

糖尿病や血糖値が高くなると、食事指導が行われます。ごはん、パン、うどんなどの炭水化物や糖分の摂取を制限されます。そのために、全体の摂取エネルギーの炭水化物の割合が低下します。その際に、代替されるエネルギー源が脂質になります。この脂質の摂り方に問題があります。血管がもろく動脈硬化が進展しやすい糖尿病では、植物油や動物性の油・脂を控え、オメガ3オイルを摂取して、動脈硬化を防ぐ必要があります。